フッかるサクセス論 – とにかくやってみる – 孫正義・スティーブ・ジョブス

孫正義さんが、日本マクドナルドの創設者藤田田(でん)さんに電話して会いに行った話。孫さんが16歳。久留米にいた頃。

スティーブ・ジョブスが、ヒューレット・パッカードの創設者ヒューレットに電話して、夏休みのバイトをした話。まだ12歳の頃。

考えるより前に行動してみる。

先日、韓国企業の方と話していたら「日本企業と取引するには、長い時間がかかる。意思決定までに、社内で色々話をして決裁を取って、やっと返事がもらえる」

そんなことを言われました。これって日本の一般的なイメージですよね。

その方は、「韓国企業は、とりあえずやってみて、壁にぶつかったらその都度考える」とも言ってました。

「熟慮の末行動する」人は、とても思慮深く、デキる人のように扱われます。いっぽう、「スグ行動する」タイプは、軽い・・浅い・・などと言われがち。

それって、集団になった時の日本人の特性「イケイケどんどん」の印象が強すぎて、悪い影響を与えている気がします。

集団になった時の日本人の同調圧力、思考停止状態は確かに感じる。

ただ、「個人」で決断、スグ行動する人をもっと尊重すべきでは。。

会社に入ると、とにかく個人で意思決定しないように教育されます。「やつはスグ暴走するから」みたいな目で見られる。

そんな日本人ビジネスパーソンが、海外の人と商談しても、なかなか話が合わない。

意思決定ができないと、ロジカルに話せない。前提条件がYesでもNoでもなければ、話が進みません。。

それともうひとつ。最近よく思うのは、熟慮してから行動しても、直感で行動しても、たいして結果は変わらないのではないかということです。

GOかSTAYか判断した時点で、次の未来が待っています。つまり、判断することより、判断した未来(現在?)をうまくいくように行動する。

そして、また判断する。判断と行動の繰り返しと、できれば明確なゴール。これがあればそれほど変なことにはならないんではないかと思います。