上野の国立西洋美術館でやってる「パリ ポンピドゥーセンター キュビスム展―美の革命」を見てきました。
パリ ポンビドーセンター所蔵の作品群が、大量に東京に来る。という快挙です。
すごい充実感。。
絵だけでなく、キュビズムが発表された当時(1910-20年代)の当時の雰囲気も味わえるような展示になってます。ホントに20世紀初頭のパリにいる感じ。
初期ピカソとブラックの色調を抑えた作品もいいけど、グリスや東欧からの作家が発展させたカラフルなのも良かったです。
それと、当時の雑誌もオサレでした。
当時はかなりバカにもされてたとか。揶揄?そんなことが伺える写真とか雑誌もあって、楽しかったです。
ライブのパンフとか。ピカソが衣装デザイン、サティが音楽、コクトーが脚本。。。ていう「パラード」のパンフ。とか。。
かなりパンクなキュビズム展に浸ったあと、そのまま常設展に行きました。
キリストの絵。。とか。。
キュビズムとの落差に驚きました。
ちょっとだけ、キュビズムが出たときの衝撃を追体験できた気がします。
当時の画壇の中心を成していた伝統芸を駆使した作品が飾ってるコーナーもあります。
もうひとつの19世紀―ブーグロー、ミレイとアカデミーの画家たち
この絵が印象的でした。
ガブリエル・コットの肖像, ウィリアム・アドルフ・ブーグロー
キュビズムと常設展も一緒にみると、なんというか、心のバランスとれますw


