先日、美術館に行ってきました。久しぶりです。
東京都清澄白河の東京都現代美術館。ここって美術館前が明らかにバスの停留所的な作りになってるのに、最寄りの停留所がないんですね。
「現代美術館前」っていう停留所があっても良さそうなのにない。。清澄白河駅からも15分くらい歩くし。(新橋から豊洲等を経てグルっと三つ目通りを北上し押上まで行く「業10」ってバスには停留所ありんす。でもそれじゃJR駅との接続がないw)
自分は錦糸町駅からバス。。南口のバスターミナル行っても、特に「現代美術館はこの路線」みたいな表示もない。
錦糸町駅からは、南口降りて左端手前の場所から、「錦13」てやつに乗って「石島」ってとこで降ります。降りても、美術館らしき気配はないす。
そこから徒歩7−8分くらいです。
ちょうどやってた「デビッド・ホックニー」展は長蛇の列。チケット購入30分。入館まで30分。
なので、通常展示からキュレーションされた「被膜虚実 特集展示 横尾忠則―水のように」ていう恐ろしく難しそうなタイトルのと、「生誕100年 サム・フランシス」、それと「あ。共感しなくても」を見てみました。
こっちは並ばずに入れました。
とても良かったです。とくに好きだった2つ紹介します。
ひとつめは、名和晃平さんのピクセルシリーズ。鹿の剥製にスワロフスキーを貼ってる感じの作品す。
Webで見てる鹿はスクリーンのピクセルで表示されてる。
リアルな剥製にスワロフスキーみたいなガラス玉を貼ると、これもリアルにピクセルを見てる感じになる。
リアルなモノを買い、目の前に見てる。。のに、リアルな剥製に届かない。
ホンモノってなに?っていうコンセプトです。
脳の認識は人それぞれだし、「ある」のを見るのでなく、「見た」からあるみたいな。。量子論?にまでつながる深遠なコンセプトにグっと心打たれました。

2つ目は、今回の主役「横尾忠則」先生の「Y字路」シリーズ。
街角で見かける「Y字」=二股に分かれてる道を撮影してるシリーズがあるってのは前から知ってたのですが、今回は絵も飾ってました。
自分のなかで記憶に残ってる「Y字路」って、尾久駅の近くのY字なんですね。前よく行ってた画廊が近くにあったんですけど、そこに行くまでのところにY字があって、いつも右か左か迷ってしまうという。。w
横尾先生のこのシリーズを知ってから、「Y字」の存在が気になってしまい、一時は必ずスマホで写真を撮ってました。。もうやらないですけども。
帰りは、行きたかった運河沿いのカフェ行ってみました。美味しかった。

